クレジットカード現金化のリスクと回避法【専門家談】

 

この記事ではクレジットカード現金化のリスクについて解説しています。

 

クレジットカード現金化は審査不要で融資とは異なる便利な金策ですが、「リスクがある」と聞いたことがあるでしょう。

クレジットカード現金化で現金を準備できてもリスクを被るのは嫌だな。

そこで今回は「どんなリスクがあるのか」「回避できるのか」について解説していくゾ。

これからクレジットカード現金化をする方は、この記事でクレジットカード現金化のリスクを事前に理解しておくと良いかもしれませんね

安全なクレジットカード現金化の実現のために読み進めていきましょう。

クレジットカード現金化の「リスク」5つ・・・

クレジットカード現金化のリスクとして、以下の5つの代表的なリスクが考えられます。

  • 詐欺に遭う
  • カード利用停止
  • 違法性(→訴訟・刑事告訴)
  • 信用情報に傷
  • 破産ができなくなる

注意して欲しいのが「必ず上記のようなリスクを被る」というわけではなく、「リスクの回避も可能」ということです。

このリスクがどのようなものなのか、どうやって回避するのか解説していきます。

また、最初に述べておくが、クレジットカード現金化自体は「安全」にできる金策だ。気になる方は以下の記事で安全性を確認しておこう。

https://iisgcp.org/2021/03/08/cashback-safety/

リスクその1:悪質業者による「詐欺」リスク

こちらのリスクは「クレジットカード現金化サービス」を利用したときに高まるリスクです。

クレジットカード現金化サービスとは「現金化業者」と呼ばれる業者が提供するクレジットカード現金化を簡略化したサービスのようなもので、指定口座に現金化した金額分が振り込まれる仕組みとなっています。

クレジットカード現金化の仕組みがいまいちわからない方は次の記事も読んでみてね。

ところが、このクレジットカード現金化サービスは貸金業登録など免許は不要なので新規参入が容易であり、業者の母数も多く、中には悪質な業者も少なくはありません。

こうした悪質業者による詐欺のリスクも十分にあります。

クレジットカード現金化の詐欺リスクの回避方法の詳細は上記の記事で解説しますが、クレジットカード現金化サービスの「下調べ」をしっかりとすることです。

ネットや口コミ、業者の言われるがままにサービスを使うのはやめよう。騙されないような対策を練ることが肝心というわけだ。

リスクその2:現金化疑われた?「利用停止」リスク

カード会社はクレジットカード現金化を行為を利用規約で禁止しており、これに違反すれば制裁としてカードを止められる可能性があります。

カードの発行元にもたらされるリスクなので、クレジットカード現金化をしていて避けては通れない最も厄介なものだね。

利用規約で禁止されている理由は、クレジットカード現金化をする方に資金に困る多重債務者が多く、過去にカード代金の支払い(債務)を踏み倒されてしまったケースがあったためとされる。

利用停止にならないためには「クレジットカード現金化のしすぎ」をやめるほかありません。あるいは「延滞なしで利用代金をしっかりと払うこと」でしょう。

また、以下の記事で紹介する方法であれば、利用停止を防げる可能性があるので、クレジットカード現金化をする前に確認しておくことをおすすめします。

リスクその3:クレジットカード現金化に「違法性」リスク

クレジットカード現金化に「違法性(リスク)」があると唱えるWebサイトも多いです。その発端には過去にクレジットカード現金化サービスを提供する現金化業者が逮捕された事例があります。

業者が逮捕されただけで、利用者(=クレジットカード現金化する側)が逮捕されたわけではないよ。

業者が逮捕されただけであり、クレジットカード現金化行為自体には違法性がありません。

クレジットカード現金化によって勝手にショッピング利用枠を換金して現金をだまし取っているとしてカード会社への「詐欺罪」を立証しようとする方やカード会社の所有権留保を引き合いに出して「横領罪」を唱える方もいますが、いずれにせよ検挙例はありません

下手に上記の犯罪で利用者を検挙してしまうと、他のカード利用者の行為も犯罪として扱えるものが出てきてしまう。違法性は簡単に認められないというわけだな。

違法性も逮捕例もないので、法律は気にせず安心してクレジットカード現金化しよう!

リスクその4:「信用情報」に傷が付くリスク

先ほどの2つ目のリスクで「クレジットカード現金化が規約違反である」としましたが、カード会社の規約違反への制裁として「強制退会」を受けてしまうと、JICC(日本信用情報機構)に「強制退会」の項目で信用情報が登録されます。

つまり、ブラックリスト入だね。

その他にも、日頃から延滞を行う方強制退会時の「残債の一括請求」の支払いが遅れても、その情報が信用情報機関に登録されます。間接的なブラックリスト入もあり得るというわけです。

むしろ延滞の場合は3つの信用情報機関に「延滞」として情報が登録されるので、なんとしても延滞だけは避けたいところ。

対処方法は5年待つこと。信用は移り変わりやすいものであるとして、5年待てば信用情報機関に登録されている情報は抹消される。

このような信用情報への悪影響リスクはクレジットカード現金化をしている時から意識してリスク回避する必要があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

リスクその5:万が一の時「破産」ができなくなるリスク

万が一の時には「自己破産」をして財産を精算して債権者に分割して支払うという最終手段があります。これは国の法律によって定められた措置であり、最後の救済手段です。

この自己破産を定める「破産法」上ではクレジットカード現金化が禁止されており、クレジットカード現金化を行うと破産の手続きが受けられなくなります。

…といわれているが、実際には「クレジットカード現金化は苦悩の末、仕方なく行った」というケースが圧倒的であり、破産法上では禁止されているが、よほど悪質な例でなければ破産の手続きは問題なくできるケースも少なくない(裁量免責)。

「自己破産」は難しいテーマですので、以下の記事で分かりやすく解説していきます。もちろん法的な知識は不要です。

クレジットカード現金化を行いたい方で自己破産ができなくなることが心配な方は必ずチェックしておこう!

まとめ:クレジットカード現金化のリスクを回避すれば問題なし

クレジットカード現金化には詐欺、利用停止、違法性、信用情報への傷、破産不可などのリスクがあることがわかりましたが、いずれも「リスク回避可能」であることもわかったでしょう。

つまり、クレジットカード現金化はこの記事で紹介した内容をもってすれば、誰にも咎められず安全に行うことができるというわけです。

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