クレジットカード現金化の悪質業者に注意しましょう【公式】

 

この記事ではクレジットカード現金化の悪質業者について解説しています。

 

クレジットカード現金化の方法の中には、クレジットカード現金化を専門とする「クレジットカード現金化サービス(クレジットカード現金化業者)」を利用する方法もあります。

利用者は業者に指定された商品をカード決済購入するだけで、即日~3日程度で現金が振り込まれるといったサービスであり、現金が不足している時に利用される方が多い様子

クレジットカード現金化は当月のショッピング利用限度額を換金しているだけなので、融資のような返済能力の確認(審査)はない!だから人気なんだ。
信用機関のブラックリストに乗っていても、現金調達が可能な唯一の方法!

みなさんもこの便利なクレジットカード現金化を利用したいところだろう。

ところがネット上ではカード会社や行政を中心に「クレジットカード現金化サービス」=「悪質業者」といった記載も多く見られます

そこで今回は本当にクレジットカード現金化が悪質業者なのか、悪質業者を利用してしまったときの対処法や利用しない(優良業者)を選ぶ工夫について解説していきます。

現金不足でクレジットカード現金化を頼りたい方は必見!

クレジットカード現金化=悪質業者?

「クレジットカード現金化は悪質業者(闇金)が運営するので利用するのはやめましょう」というのは偏見であり、クレジットカード現金化サービスを提供するすべての業者が悪質業者とは言い切れないでしょう。

まずは悪質業者の手口や特徴について解説します。

クレジットカード現金化「悪質業者」の手口

クレジットカード現金化サービスの悪質業者は利用者に対して「詐欺」を行うとされています。すべての業者が詐欺を行うわけではありませんが、ある程度は事実です。

国民生活センターやネット上には以下のような報告例がありました。

  • 「カーナビを買取するから買って欲しい」といわれて複数台を総額70万円でカード決済購入したが、その6割未満である40万円しか買い取って貰えなかった
  • 「10万円のブレスレットを購入すれば7万5千円のキャッシュバックをする」といわれ、実際7万5千円の現金を受け取ったが、商品には値打ちがなかった
  • 「カードや身分証明書の写真を送れ」といわれ、クレジットカード現金化のキャンセルを申し出たところ罵倒され、電話を切ったが翌日カード決済されていた(類似の事例で「キャンセル料」の請求例も)
  • 「送金後連絡する」と言われたが、送金されず、電話にも出ない
  • 事前に聞いていた換金率よりも低い

上記のような例が2010年代前半に集中していました。

すべての業者が詐欺を行っているわけではない。以下の記事もチェックしておいて欲しい!

すべてのクレジットカード現金化サービスが「悪質業者」ではない?

クレジットカード現金化サービス=悪質業者とみなされるようになった経緯は、2010年の改正賃金法の施行に端を発しています

この改正賃金法では、貸金業者から借りることができる金額が「年収の3分の1まで」に制限されました。

借り入れすぎて返せなくなることを防ぐ規制でしたが、同時に年収に縛られて必要な金額を借り入れすることができなくなってしまったのです

失業した方や債務に追われる方、学生や専業主婦・主夫など、収入の少ない方はこの年収に縛られてしまってお金を借りれなくなってしまったわけだ。

このような方々が目を付けたのが「クレジットカード現金化サービス」です

このサービスであればショッピング利用枠を換金しているだけですので、審査や利用条件も不要であり、収入に縛られず誰でも現金を調達することができます。

こうしたクレジットカード現金化サービスの需要が高まったため、業者がこぞってクレジットカード現金化サービスの提供を始めたというわけですね。

しかも、クレジットカード現金化サービスを提供するにあたり、必要なのは利用者に換金代金として支払うための現金と決済システムの導入だけであり、業者側の新規参入は容易です。

こうして現金化業者は一気に増えていきました。事業を営むために特に登録も必要ないので、業者の母数が増えて自然と悪質業者も紛れ込むようになっていきます

こうして改正賃金法の発令から数年が過ぎた2011年~2014年頃に、国民生活センターや消費生活センター、行政、警察などにクレジットカード現金化サービスの悪質業者の問い合わせが殺到します。

消費生活センターのクレジットカード現金化に関する相談件数は2010年で前年度の2倍以上になっているね。

同時期には実際にクレジットカード現金化「業者」に逮捕者が出ている。

このような国民の被害報告に対し、国側は「クレジットカード現金化=悪質業者」とあらかじめ認識を広めておき、警鐘を鳴らしているものと思われます。

国側がクレジットカード現金化サービスが悪質業者とみなす背景にはこのような経緯があったとされる。

なお、こうした警鐘を鳴らす記載のあるページや業者の逮捕例は2010年代前半で更新が止まっており、10年が経った2021年現在では「音沙汰ナシ」です

ここ10年ほどで悪質業者による被害の報告例が減り、問題なくクレジットカード現金化サービスが利用できているものと思われます。

クレジットカード現金化は「違法」ともいわれているけど・・・

行政や法律事務所などのサイトでも「クレジットカード現金化サービスを悪質業者」として扱うケースもありますが「利用した側の法的責任」についても言及するケースがあります。

例えばクレジットカード現金化行為は「詐欺罪」「横領罪」が成立すると主張するケースが多いね。

ところがクレジットカード現金化でそういった犯罪は成立し得ない。クレジットカード現金化と法律については以下の記事でも詳しく解説していくゾ。

クレジットカード現金化で悪質業者を避ける方法

クレジットカード現金化で「クレジットカード現金化サービス」を使って現金を調達するのであれば、知っておくべき悪質業者の見極めの方法について解説します。

経験者が語るクレジットカード現金化サービスの見極め方!必ずチェックしておこう!

悪質業者対策1:運営会社情報がないかサイト内をくまなく探す

クレジットカード現金化のサービスを使う際は、サイト上に「運営会社」情報がないか確認しておきましょう。

その運営会社について調べ上げ「架空の会社ではないか」「登記されているか、法人番号はあるか」「電話番号に関するレビューはないか」など調べておきます。

クレジットカード現金化サービスは法人情報を記載していないケースも多い。そこで利用するのが「口コミ」だ。

実際にそのサービスを“問題なく”利用した方がいれば良いわけだからね。

悪質業者対策2:アフィリエイトサイト・口コミサイトの評判に騙されない

口コミを探すために、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用すると思います。

ところが、検索結果の上位に表示されるのは業者が運営するサイトであったり、業者が「やらせ口コミ」を掲載させているアフィリエイトサイトや口コミ・評判サイトというケースも多いです。

サイトのURLを確認し、トップページが業者の場合は自社サービス誘導のための自作自演であることも多いので注意しましょう。

こうしたサイトのレビューは信用しない方が良いだろう。Twitterにも業者と思しき投稿が数多く存在している。

「匿名掲示板」の口コミを参考にすることをおすすめします。5chの借金掲示板などには実際に利用された方の口コミが散見されるので参考にしましょう。

ただし、5chなどの匿名掲示板にも業者の自演・ステマ書き込みが多い。見分ける力養いつつ、口コミを参考にして欲しい。

クレジットカード現金化悪質業者の報告例がある場合も!そうしたサービスは消去法でマークしておき、利用しないようにしよう!

悪質業者対策3:連絡時に「あること」を尋ねておく

実際にクレジットカード現金化のサービスを利用する場合は直接的に悪質業者か否か確認していきます。

クレジットカード現金化サービスは利用前に1度「利用確認」の名目で「電話」での連絡を求めるケースもありますので、利用前の連絡段階で現金化業者側に次に紹介することをいくつか尋ねておきましょう。

まず、後から手数料を請求されることも少なくないので換金率がいくらではなく、「この金額で現金化した際に手数料抜きで何円手元にかえってくるのか」を尋ねます。

また、同時にその時の反応や接客態度も見て、闇金まがいな粗暴な態度でないか見極めておきましょう

悪質業者は接客態度も最低だ。

最後に、決済代行業者と提携しているか確認しておきます。決済代行業者を介していればカード会社に現金化した事実が直接的に伝わりにくいので、カード会社に現金化を疑われずに済みます。

悪質業者対策4:不要な個人情報を求めだしたらすぐに取引中止

クレジットカード現金化のサービスを利用する際は、クレジットカード決済が必要になるのでカード番号やセキュリティコード、そして買取が必要になる場合は古物営業法上「身分証明書」の提示が必要です。

そうした個人情報の提示が求められるとは思いますが、クレジットカードの写真や4ケタの暗証番号(口座引出に利用)、複数種の身分証明書を提示を求めてきた場合、個人情報の不法な収集が目的です。

そのような悪質業者には応じずにすぐに取引を中止しましょう。

悪質業者対策5:プリペイドカードチャージを利用する

プリペイドカードはカードブランドが付与され、クレジットカードと同等に利用できます。

プリペイドカードの中にはクレジットカードで残高チャージが可能ですので、現金化したいクレジットカードで残高チャージをすればクレジットカード現金化のサービス上でも利用可能です。

このようなプリペイドカードであれば「残高」が決められているので、悪質業者にカード番号やセキュリティコードを知られても必要以上の金額を引き出されることはありません。

警戒したい場合は「囮のクレジットカード」として利用するのもありでしょう。

クレジットカード現金化で悪質業者に当たってしまった時の対処方法

悪質業者の場合は返金に応じるような相手ではないでしょう。

警察に「詐欺」と相談し被害届を出せても、「民事不介入」を理由に積極的な捜査は行われないケースも多いです。

そのため、まずはただちにカード会社に連絡してカードを止めてもらい、セキュリティコードの変更を申請し、クレジットカードの暗証番号まで伝えてしまった場合はそちらも返上しておきます。

この時「クレジットカード現金化をしたこと」を伝えてしまうと規約違反としてカード利用自体を止められてしまうので注意だ。

クレジットカードに関する必要な処置が済んだら、「消費者ホットライン188」を利用して、被害を報告しましょう。警察が動いてくれない場合は、行政が動いてくれるのを待つほかありません。

まとめ

クレジットカード現金化業者のサービスの中には悪質業者が存在していることが分かりました。しかしながら、たくさんあるクレジットカード現金化業者の一部に過ぎません。

クレジットカード現金化サービスを使うときはこの記事で紹介した対策や対処方法を押さえておきましょう。

クレジットカード現金化サービスは老舗を利用するに限る!

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