クレジットカード現金化とは手持ちのクレジットカードの与信を換金して現金を調達する金策のことです。融資を頼らない現金調達方法で使いこなせれば便利ですよね。
ところが「クレジットカード現金化には失敗が付きもの」と聞いたことがありませんか?残念ながらこれは事実です。しかし、対策をしておくことで失敗を未然に防ぐことができます。
そこでこの記事ではクレジットカード現金化の失敗とその対策について解説していきます。
クレジットカード現金化に失敗する人がやりがちなポイントについて解説していくゾ!
クレジットカード現金化を成功させたい方はぜひ最後までお付き合いくださいませ。
クレジットカード現金化の「失敗」10例
クレジットカード現金化は便利な金策ですが、どのような失敗があるのでしょうか。現金化をする前に押さえておきたいですよね。
失敗談ばかり紹介されても困ると思うので予防策と対処方法まで解説していきます。
失敗のないように慎重に「クレジットカード現金化サービス」を選ぼう!
失敗1例目:「換金率が事前の説明よりも低い」
最もやりがちな失敗例がこの「換金率が説明よりも低かった」です。これはクレジットカード現金化サービスを利用する際に発生する失敗例となります。以下のような失敗談もありました。
クレジットカード現金化の口コミに換金率95%と書いてあったから申し込んだのに、実際には60%と言われたんですけど・・・。
手数料がかかるのはわかるとしても、口コミと全然違う数値でガッカリです・・・。引用元:ヤフー知恵袋
実際の換金率は60%だったので95%はかなり盛られていますね。仮に手数料がかかると明記されていたとしても、その手数料の金額が知らされていなければ間違いなく「詐欺」でしょう。
実際の換金率があまりに低い場合、詐欺として各都道府県の国民生活センターに相談すると返金されることがあるゾ。
「換金率は嘘で高額な手数料が差し引かれた」というのはそのクレジットカード現金化サービスを利用してから初めて分かることです。
そのため、クレジットカード現金化サービスを利用する際は以下の3つのポイントを心がけます。
- 利用したい現金化サービスを利用したことのある方の口コミを聞く
- 実際に手数料を差し引かれた後に「実際に振り込まれる金額」を尋ねる
- その会話内容は録音しておく
一番良いのは利用者の口コミを聞くこと。ところが中々利用者は口コミを書いてくれないのが事実だ。「現金化した」という事実は隠したがる人が多いからな。
換金率だけを尋ねると手数料が差し引かれることまで考慮されないので「手数料が差し引かれた後に実際にいくら振り込まれるのか」その金額を尋ねておきます。
クレジットカード現金化サービスを利用するのであれば必ずこの質問しておいた方が良い。
真っ当な業者であればそのような質問に適切に答えてくれるはずです。
冷やかしと怒鳴られる可能性も含めて、その説明の内容も録音しておき「あとで事前に説明された金額を振り込まれなかった」という場合に利用します。
何かあったら録音したデータを持って「恐喝にあった」「詐欺に遭った」と警察に相談すればOK!
失敗2例目:「振込でトラブル」
少ないながらもクレジットカード現金化サービスを利用した際の振込トラブルの事例もあります。失敗談の傾向は主に以下の2種類です。
- 「振込が遅い」
- 「振り込まれない」
「振込が遅い」「振り込まれない」という原因は銀行です。銀行は営業時間外の振込には対応していませんからね。夜間や休日に現金化を申し出てもすぐには振り込まれません。
モアタイムを導入している銀行であれば24時間振込処理に対応しており、即入金金額が反映されるよ!
また、クレジットカード現金化サービスが詐欺で、代金を支払ってくれないこともあります。
数ある失敗の中でも「振り込まれない」というのは痛手だろう。対処・対策は以下の通り。
対策:銀行の営業時間中(9時~15時)に現金化する
振込が遅かったり振り込まれない原因には、銀行の送金システムの仕様もありますのでご注意ください。振り込まれない場合は失敗1例目のように国民生活センターに相談しましょう。
失敗3例目:「カード会社とのトラブル」
こちらもよくある失敗例となります。トラブル報告の系統は以下の3つです。
- 「カードが利用停止になった」
- 「カード決済が完了しない」
- 「カード会社から電話がかかってきた」
クレジットカード現金化はカード会社の規約違反行為であり、カード会社から規約違反に対する制裁を受けてしまう可能性が存在しています。
その制裁が利用停止やカード決済の未完了というわけだな。最悪会員資格のはく奪もあるのでクレジットカード現金化をするのであれば注意しなければならない。
カード会社は会員のカード利用履歴を常に監視できるシステムがあるので現金化が疑わしいものには電話をかけるみたいだね。
実際に以下のような失敗もあります。
私の知り合いに居ますよ
その現金化の業者が既にカード会社に現金化の業者だとバレていて、それを知らずにその業者で使用した所、現金化に使用したとバレてしまい、クレカ契約を解除されました
その際の使用残高は一括回収だったそうで踏んだり蹴ったりだったようです引用元:Yahoo知恵袋
現金化業者がカード会社にマークされており、利用した結果カード会員資格をはく奪されてしまったようですね。制裁を食らってしまったようです。
また、カード会社から電話がかかってきたという報告もあります。
業者利用してもカード会社から電話かかってきたよ
金券買わせる業者は危険がいっぱい
同じ失敗を繰り返さないためにも、以下の記事で対処・対策を覚えておきましょう。
失敗4例目:「ネット上の情報に騙された」
ネット上でクレジットカード現金化と検索するとさまざまなサイトが表示され、以下のような情報を得ることができます。
- クレジットカード現金化サービス公式サイト上の換金率
- ランキングサイトやアフィリエイトサイトの情報
- 同サイトが「紹介」する経験者の口コミ・評判
ところが、Googleなどで検索した結果、ネット上に記載されている情報に騙されたという例は意外と多いです。以下のような疑念の声もあります。
クレジットカード現金化と調べた時に出てくる、ランキングサイトは信じても良いんですか?
サイトごとに順位や業者が違うので、何を信じたら良いのかが分かりません!
そもそも安全とか大丈夫ですか?引用元:Yahoo知恵袋
このように疑いの声を上げるのも無理はありません。実態は利用者ではなく「業者」が自分のサービスを利用するために都合が良い、恣意的な内容に仕上げているためです。いわゆる「ステマ」となります。
ステマに引っかからないためには以下のような対処と対策が必要です。
対策:匿名掲示板を利用して口コミを確認する
Googleばかりを信用せず、実際に利用したことがある方が書き込みを行っている匿名掲示板の投稿内容を参考にすることをおすすめします。
失敗5例目:「キャッシュバック式の現金化サービスで商品を受け取らなかったら…」
キャッシュバック式のクレジットカード現金化サービスで商品を受け取らなかったら、現金化契約を破棄された例もあります。
クレジットカード現金化サービスには買取式とキャッシュバック方式があります。
キャッシュバック方式の場合、業者に指定された商品をカード決済購入して即時換金してくれる買取方式とは異なるよ。
業者に指定された商品をカード決済購入し、その金額を換金率通りに「現金でキャッシュバック」する。つまり、通常の商品購入取引なのだ。
ゆえに、商品を受け取るところまでが現金化の手続きであり、商品の受取を拒否すると取引が成立しません。
そのため、商品を受け取らず取引が完了しないので業者も現金を振り込まないという失敗例もありました。
失敗6例目:「高額なキャンセル料が請求された」
クレジットカード現金化サービスを利用し、現金化取引をキャンセルした際に高額なキャンセル料を請求されたケースもあります。以下の失敗談をご覧ください。
10万円を現金化して65%しか戻ってこない。
過去に申し込んだ中では最悪
当然だけどキャンセルしたけど、そしたらキャンセル料を払えと言われた
警察に通報すると言ったら一方的に電話を切られた
クレジットカード現金化の手続きをキャンセルしたところ「キャンセル料を払え」と電話がかかって来たようですね。「通報する」と放ったことで引きさがったのでこのフレーズは効果的かもしれません。
キャンセル料は消費者契約法と呼ばれる法律で定められています。
現金化の取引のような「売買型契約」はホテルのように部屋(商品)の準備があるわけでもなく、キャンセルされたところで他にいくらでも顧客はいると想定できるので、キャンセル料を定めてもこの消費者契約法で無効になるケースが多いと考えられます。
つまり、キャンセル料については無視していても問題はないということになります。
万が一現金化サービスのサイト上にキャンセル料の支払いの記載があっても無視して構わない。このような記載は無効になるからな。
支払いを脅迫されたら警察に相談しよう。
失敗7例目:「カード会社への返済でトラブル」
クレジットカード現金化は審査も融資もいらない便利な金策です。そのため、つい現金を引き出し過ぎてしまう方もいます。実際に「返しきれずに延滞してしまった…」という例もあります。
クレジットカード現金化は無限に現金を引き出せる裏技ではなく、後で「カード利用代金」としてカード会社に支払わなければならないので、歯止めをかけずに現金化するのは危険なことです。
対処・対策はたとえクレジットカード現金化であっても計画的に利用していくことだろう。「後で返せる額を現金化する」「これ以上引き出したらもう現金化しない」と決めておくと良いかもしれない。
失敗8例目:「家族・知人に現金化がバレて咎められた」
夫や親など他人のクレジットカードで現金化してしまい、カード利用者本人からそのカード利用のことで咎められてしまった例があります。
カードの利用明細上から分かるだけではなく、キャッシュバック式の現金化サービスを利用すると商品が家に届いてしまったりするからね。
基本的に例え家族であっても他人のカードを利用するのはカード会員規約上、NGです。ですが、実際には他人のカードで買い物をする機会は珍しいことではないと思います。
クレジットカード現金化はショッピング利用枠の限度額に達するまで何度でも現金化できますが、歯止めが利かなければ請求額が高額になりかねません。
また、万が一クレジットカード現金化によって会員資格を取り消されてしまうと信用機関の信用情報上に「強制退会」という名目で5年間情報が残ります。いわゆる「ブラックリスト入り」です。
パートナーや家族に迷惑がかかってしまうだろう。
対策:自分のカードを作る
本人には必ず謝罪し、利用分を返そう。
そしてクレジットカード現金化は極力自分のクレジットカードで行いましょう。
どうしても家族のカードで現金化する場合、毎月カードを借りて利用する平均的な金額と同額かそれよりも少額に抑えましょう。
請求額の高額化や現金化発覚で信用への傷を避けるためにも、あまり大きな金額を請求させないように少額でのクレジットカード現金化がおすすめだ。
失敗9例目:「違法性があると後から知り後悔(実際、違法ではない)」
クレジットカード現金化に違法性があると後から知ってしまい、「違法ならしなければ良かった」「逮捕されてしまうのでは」と後悔していたパターンもありました。
ところが以下の記事で解説するようにクレジットカード現金化は違法ではありません。
現状ではクレジットカード現金化をしたからといって現金化する側が起訴された例はありませんし、カード会社から訴訟された例もないのです。
違法ではないので、対策や対処方法の必要はありません。心配な方は上記の記事をチェックしていただければ納得していただけるかと思います。
失敗10例目:「自力での現金化の手続きを知らずに手間取った」
現金化の手続きは現金化サービスが主流である分、自分でしようと思うと少しつまずくこともあるでしょう。
「どのような仕組みで現金化できるのか」という点が分からずに現金化に手間取る初心者は少なくありません。現金が早く欲しいはずなので当然焦りもあると思います。
対処・対策としては以下の記事をおすすめする。クレジットカード現金化の仕組みを基本から押さえたものだ。流れや仕組みを知っておくだけでも効率的に現金化できるだろう。
まとめ:失敗する人は○○をしている
クレジットカード現金化には以下のような失敗談がありました。
- 失敗:「換金率が事前の説明よりも低い」
- 失敗:「振込でトラブル」
- 失敗:「カード会社とのトラブル」
- 失敗:「ネット上の情報に騙された」
- 失敗:「キャッシュバック式の現金化サービスで商品を受け取らなかったら契約破棄」
- 失敗:「高額なキャンセル料が請求された」
- 失敗:「カード会社への返済でトラブル」
- 失敗:「家族・知人に現金化がバレて咎められた」
- 失敗:「違法性があると後から知り後悔(実際、違法ではない)」
- 失敗:「自力での現金化の手続きを知らずに手間取った」
現金化の主流な方法である「クレジットカード現金化サービス」はオンライン上で完結し、換金代金も振り込んでもらえて便利です。
しかしながら、上記のように現金化サービスを利用して失敗する方は「優良・悪質なクレジットカード現金化サービスがあることを知らない・調べようとしない」という特徴があると思います。
悪質なクレジットカード現金化サービスに騙されてからでは遅いので、この記事で紹介した失敗談を参考にしっかりと対策しておく必要が大事です。
また、クレジットカード現金化サービスは適当に選んでも全部同じというわけではなく、きちんと「厳選」する必要があります。
「クレジットカード現金化サービス」を使うなら優良業者であることが大前提だ!
対策:言質を取る