クレジットカード現金化と言えば、クレジットカードの利用枠を換金して現金を調達する金策のことですよね。
融資のように審査や利用条件がないので、融資を利用できない方に人気だな。
このクレジットカード現金化には実は「問題」も少なくはありません。何も知らずにクレジットカード現金化をしてしまうと、後悔してしまう可能性もあります。
例えクレジットカード現金化が裏技的な金策であってもなるべく問題ナシで現金を調達したいはずだ。
そこで今回はクレジットカード現金化の問題点について解説しておきたいと思います。
クレジットカード現金化の問題
クレジットカード現金化はあくまでも「裏技」であり、カード会社や国も関与せず、誰かに保障された方法ではありません。そのため、実行する上ではリスクや注意点も伴います。
自力で現金を調達できるので、どうしても融資を受けられない場合に利用したいところ!リスクや注意点を
問題1:クレジットカード現金化が「規約違反」でカードを止められる恐れ
クレジットカード現金化はカード会社の「規約違反」行為となっています。そのため、カード会社にクレジットカードの現金化が発覚した時点でカード会社に規約違反の制裁を受けることになります。
クレジットカード現金化は便利だが、カードを止められてしまっては元も子もないな。現金を調達できて、なおかつカードを止められない方法を理解しておこう!
要はクレジットカード現金化がカード会社にばれなければOK!
カード会社も会員のカードをいきなり止めるわけにはいかないのでまずは「クレジットカード現金化を疑う」段階があるよ!疑われない対策が必要だね!
問題2:クレジットカード現金化で「支払い困難」になる恐れ
クレジットカード現金化は融資ではないので返済のための信用能力を確認する必要はありません。
そのため、融資を受けられない方がクレジットカード現金化を利用することが多く、利用者にはすでに債務を抱える方も多いです。
しかしながら、クレジットカード現金化をすることでさらに債務を負うことになるケースもあります。
クレジットカード現金化はカード決済で購入した商品を換金することで、当月ショッピング利用枠の一部を換金するという金策だ。
だけど、一部は換金時に業者側の儲けになるので換金したショッピング利用枠の全額を換金することはできないんだ。
だから損失分を併せてカード利用分として支払わなければならない。
例えば、10万円を換金率80%で換金して8万円を入手することができるが、2万円は業者側の儲けになる。しかし後でカード利用代金10万円分を支払う必要があるので、2万円分は損することになる。
つまり、8万円の現金を入手するために10万円の債務を負うことに等しく、一度10万円をクレジットカード現金化する毎に2万円の損失が生まれています。
連続で多額のクレジットカード現金化を行えば、支払い不能になりやすく、いずれは「破産」しますので注意しましょう。
クレジットカード現金化するときは、くれぐれも後でカード会社に支払える金額で行うようにしよう!
問題3:クレジットカード現金化の「違法性」
クレジットカード現金化の違法性については長らく議論されてきました。
最近ではカード会社系のWebサイトを中心に「クレジットカード現金化行為=違法」といった文言が見られますが、クレジットカード現金化の「行為」自体を違法とする法的根拠はありません。
詳しくは以下の記事で解説します。
問題4:クレジットカード現金化の「安全性」
クレジットカード現金化の安全性・信頼性について、実際に詐欺に遭った例もありますので、まだ「完全に安全」と言えない側面もあります。
クレジットカード現金化の方法をしっかりと選ぶことで詐欺リスクを回避し、安全に現金を調達することもできるだろう。
問題5:ネット上にあるクレジットカード現金化関連情報の信用度の低さ
「クレジットカード現金化」に関するネット上の情報は非常に多く、Googleなどの検索エンジンを利用することでクレジットカード現金化に関する情報を見つけ出すことができます。
しかしながら、ネット上の情報はスポンサー(クレジットカード現金化業者)の意向を反映した恣意的な内容であることも多く、「安全」「安心」といった文言を頻繁に使い、内容の薄いものも少なくありません。
こうしたネット上の情報に騙されて誤ったクレジットカード現金化の知識を身につけたり、騙されて詐欺業者に遭遇した、といったケースもあります。
ネット上の情報には「いい加減さ」も目立つ。信頼できる情報もしっかりと選んでいこう。
問題7:クレジットカード現金化で自己破産できなくなる可能性
クレジットカード現金化は「破産法」と呼ばれる法律で明文化されており、万が一の時に破産(免責)を受けられなくなる条件の1つとされています。
「クレジットカード現金化によって破産ができなくなる」といったテーマはネット上でも語られるものだな。
ところが、クレジットカード現金化をしたからと言って必ずしも破産ができなくなるわけではありません。
「裁量免責」と呼ばれる制度を利用すれば、十分に反省する姿勢を見せて裁判所を納得させれば、例えクレジットカード現金化をしていたとしても免責を受けることができます。
一概に「クレジットカード現金化=自己破産できない」というわけではないのでご注意ください。
まとめ:クレジットカード現金化は問題があるけど最後の砦
クレジットカード現金化には以下のような問題点があるのは事実です。
- 「規約違反」でカードを止められる恐れ
- 「支払い困難」になる恐れ
- クレジットカード現金化の「違法性」
- クレジットカード現金化の「安全性」
- ネット上にある情報の信用度の低さ
- 自己破産できなくなる可能性
ところがいずれの問題点も「克服」することが可能で、なんとか「金策」として成立している状況であることもまた事実です。
現状では、いざという時の金策として利用することもできるでしょう。
カード決済から振込まで完結する「クレジットカード現金化サービス」を利用するのであれば、利用者やリピーターのいるものを利用しよう!